脂肪分解注射とは
「脂肪分解注射」は、注入箇所の脂肪細胞自体を分解・減少させることにより、部分痩せが期待できる注射薬です。
主成分であるデオキシコール酸の作用により、注射した部位の脂肪細胞を減少させます。
「脂肪溶解注射」と言われていますが、脂肪が溶けるわけではなく、脂肪細胞を破壊・分解して、細胞の減少および体外に排出を促す注射のことです。
・脂肪吸引のように、メスを用いない施術のため、身体への負担が少ないといった特徴があります。
・ダウンタイムが短く、短期間で施術を繰り返し受けられるのが特徴です。
・食事制限や運動などのダイエットで効果を得られなかった方も、脂肪分解注射でダイエット効果を期待することができます。
※効果が表れるまでの期間は個人差や部位によっても違います
カベリンの脂肪分解の仕組み
脂肪分解注射の成分のデオキシコール酸はFDA(アメリカ食品医薬局)で脂肪分解効果が認められた医薬品成分で、
脂肪細胞内に水が吸収されて脂肪細胞から水分が吹き出して脂肪細胞が分解されます。
脂肪細胞膜を直接破壊するため、細胞は再生することがないため、脂肪細胞自体の数を減少させることができます。
このためリバウンドしにくい点が挙げられます。
当院で扱う脂肪溶解注射「カベリン」は従来の脂肪溶解注射と比べて、デオキシコール酸が多く含まれているため、より痩身効果を実感しやすいです。
(従来比の5000倍以上のデオキシコール酸が含まれています。)
脂肪溶解注射を以前やったけど効果を感じなかった方にもおすすめです。
カベリンは体にはもちろん、顔にも施術可能です。
ダイエットしてもなかなか落とせないホホやアゴ下のお肉、お腹や二の腕の脂肪に注射して部分痩せが期待できます。
カベリンのメリット
カベリンのメリットとして、リバウンドしにくい点が挙げられます。
一般的な食事制限や運動によるダイエットでは、脂肪細胞を小さくする効果しか期待できません。
そのため、ダイエット後に脂肪細胞の大きさが戻り、リバウンドするリスクがあります。
カベリンは、主成分「デオキシコール酸」のはたらきにより、脂肪細胞そのものを減少させます。脂肪を溜め込む細胞の数が少なくなるため、リバウンドしにくくなる仕組みです。
暴飲暴食を行わない限り、リバウンドしにくい身体を目指せます。
Kabelline(カベリン)の成分
成分 | 性質と作用 |
---|---|
デオキシコール酸 | 胆汁酸(もともと体内にもある)の一種。脂肪細胞の細胞膜を破壊する⇒脂肪細胞を減らす。 |
L-カルニチン | アミノ酸の一種。脂肪の代謝・分解を促進する⇒脂肪を減らす。 |
アーティチョークエキス | 植物由来の成分。脂肪の分解・排出を促進する⇒脂肪を減らし、むくみも軽減される。 |
無菌処理&滅菌システムで製造しているため安全が保証されています。
脂肪分解注射の注入量・回数の目安
脂肪溶解注射(カベリン)の治療効果は、3回~5回ほどで効果が最大限に効果を発揮することが多いです。
個人差はありますが、おおむね3回程度で顔や体の変化を実感できるでしょう。
なお、施術後は注入部位を軽くマッサージすると、薬剤が行きわたり効果が現れやすくなります。
併せて、ウォーキングやジョギングなどの軽い有酸素運動も、痩身効果のアップが期待できます。
部位ごとの1回注入量の目安は下記の通りです。(原液換算)
部位 | 注入量の目安 |
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あご下 / フェイスライン | 各4~8ml |
鼻 | 2~4ml |
お腹(へそ上) / お腹(へそ下) / わき腹 | 各8~16ml |
二の腕 | 8~16ml |
太もも(内側) / 太もも(外側) / ふくらはぎ | 各12~16ml |
料金
カベリン | 1ml | 3,960 (税抜価格3,600) |
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脂肪分解注射に向いている部位
顔(フェイスライン・頬・あご下)
頬やあご下に注入することで、小顔効果が期待できます。頬や顎の脂肪を減らすことで、丸顔や二重あごを改善させます。顔周りは脂肪分解注射の効果が表れやすい部位であり、小顔効果に適しています。大きな副作用がなく、効果も表れやすいため、ダウンタイムのある脂肪吸引と比べてもおすすめです。
二の腕・太もも・お腹
脂肪分解注射は、二の腕やお腹などの部分痩せにも用いられるます。
通常の食事制限によるダイエットでは、部分痩せを目指すのが困難です。
これは身体の仕組み上、二の腕・太もも・お腹は私生活でうまく活用されず、特定の脂肪に絞った燃焼が難しいため、代謝の低下やセルライトがたまりやすい部位です。 たとえば、太ももの脂肪を落とすために足の筋力トレーニングを行っても、全身から均等に痩せていきます。
その点、脂肪溶解注射であれば、注入箇所のみの脂肪を分解し、手脚やお腹など気になる部分のみ脂肪を分解することが可能です。脂肪細胞の数を減少させるため、太りにくい体質を目指すことが可能です。
ただし、太ももやお腹は脂肪が多いため、大幅に部分痩せを目指す場合は脂肪溶解注射が適さない可能性があります。
また、総必要注入量、回数は顔周りと比べると多くなります。1回の注入量は16mlまでですので、期待した効果がでるまでには回数が多くなります。
しかし一度脂肪細胞が破壊されるとその後のリバウンド防止につながります。
注射方法
施術方法は注射で直接気になる部位に注入します。
麻酔も混ざっているため注入時の痛みは少なく施術時間も10~30分程度です。
脂肪吸引は抵抗があるという方にもおすすめです。
脂肪吸引に比べてダウンタイムはかなり少ないです。効果が表れるまでの期間は個人差や部位によっても違うものの、おおよそ30日~90日で効果が期待できます。
お勧めの用法1~2週間ごとに3回以上施術を繰り返すと効果がでやすく、できれば5回以上しっかり行う事をお勧めします。
術後のケア・注意点、副反応・副作用
・直後は注入した部分は注入した量だけ腫れます。
・腫れは翌日~1週間で引きます。
・内出血は出た場合消えるまで数週間かかることがあります。
・カベリンには腫れや痛みを抑える成分が配合されており、他の脂肪溶解注射と比べてダウンタイムが少ないです。それでも痛みや違和感、麻痺した感覚、赤み、硬さなどの症状が出ることがありますが、自然と落ち着いてきます。
・運動やマッサージなどを行っていただくと効果が出やすくなります。
※痛みのある場合はマッサージは控えてください。その他、熱感、つっぱり感があることがあります。いずれも自然と落ち着いてきます。極稀に、アレルギー反応、感染、かゆみが生じる場合があります。
・施術後の経過洗顔やメイク、入浴は施術当日から可能です。ただし、内出血を避けるため、患部を強くこすらないように注意してください。ダウンタイムが短いことから、カベリンの施術は1週間に1回の頻度で行えます。短期間で繰り返し施術を受けられるため、早期に痩身効果を実感しやすいのもカベリンの特徴です。
脂肪分解注射に関してよくいただく質問
効果はどれぐらいででますか?
個人差はありますが、おおむね3回程度で顔や体の変化を実感できるでしょう。1回で効果が分かるものではないので、3回以上の施術をお勧めします。
効果が出すぎてこけることはありますか?
部分的に注射していきますので、こけることが気になる部分には注入しません。1回ずつ様子をみながら注射できます。
痛みは強いですか?
カベリンはもともと注射時の痛みは少ない注射で、麻酔も少量入っています。
施術後の腫れはどのくらいで落ち着きますか?
注入部位、注入量によりますが、翌日には腫れが落ち着く方が多いです。1週間ほど腫れが続く場合もあります。
施術の間隔は2週間以上あけて打ってもらうことはできますか?
2週間以上の間隔をあけて注射することも可能です。 ただし、繰り返してより効果を高めるにはなるべく2、3ヶ月以内に注射すると良いでしょう。
一日で顔も体も注射できますか?
原液換算で、トータル顔は8ml、体は16mlまででしたら一日で施術できます。