メディカルダイエット

メディカルダイエット は、
- 「食欲抑制」
- 「脂肪吸収抑制」、「脂肪代謝亢進」、「脂肪分解促進」
- 「糖質吸収抑制」、「糖質代謝亢進」
方法
「内服」、「点滴」、「注射」をご用意しております。
ご自身の状態に合わせてご相談ください。
内服
脂肪吸収抑制剤
摂取した食事内容に含まれる脂肪の消化管からの吸収を30%前後抑制し、これにより減量効果を得ようとするものになります。
通常1~2日後、油分が排出されます。
油分の少ない食事の場合、効果は少ないです。
食事中あるいは食後1時間以内に1錠内服してください。
【副作用】
- 胃もたれ
- ガスが多くなる
- 油分の漏れ
糖質吸収抑制剤(糖質ダイエット)
SGLT2阻害薬とは、尿細管においてグルコース再吸収の90 %を担っているSGLT2を高選択的に阻害することにより、グルコースを尿中に排泄して体重を減少させる薬です。SGLT2阻害薬を使用することによって1日約300 〜 400 kcal分のエネルギーが体外に排泄されるとしており、約2~3kgの体重減少が望めるとしています。体重減少のピークは服用開始から半年程です。
SGLT2阻害薬は、食欲そのものを抑える効果はありません。食欲が出て食べ過ぎてしまったなどという場合には体重減少は望めません。
【副作用】
- 尿路感染症。
- 脱水。尿量が多くなるため。
- 他の糖尿病治療薬との併用で低血糖のリスクあり。
GLP-1の働き
- 血糖のコントロール
- 食欲抑制
- 胃の運動を抑制し、ゆっくりと消化→血糖値の急上昇を抑える
点滴
「L‐カルニチン」
体内の脂肪を細胞の外へと運び出し、エネルギーとして使用するための脂肪燃焼作用を促します。
筋肉の中でブドウ糖や遊離脂肪酸を消費させる働きがあり、体脂肪の燃焼を助けてくれます。カルニチンは体内に含まれていますが、年齢とともにその量が低下し、その結果脂肪の代謝が悪くなり体内に脂肪が蓄積されていきます。
Lカルニチンを定期的に補充することで、体内の脂肪を細胞外へ運び出し、エネルギーとして使われやすい形に変えることでダイエット効果につながります。
「αリポ酸」
炭水化物からエネルギーを作り出す働きがあり、新陳代謝を促進し、体脂肪の増加を抑制します。
30歳を過ぎるころから著しく低下し中年太りの原因となるため、αリポ酸を補うことで体脂肪の増加を抑えダイエット効果が期待できます。
- 糖代謝亢進による新陳代謝促す効果 : 熱エネルギーの生産を高めます。また、冷え性やむくみの改善にも効果的です。
- 抗酸化作用 : ビタミンC、ビタミンEの400倍の抗酸化作用。美肌効果もあります。
注射
・「脂肪分解注射」
料金
脂肪分解注射
カベリン | 1ml (原液換算) | 3,960 (税抜価格3,600) |
---|
内服
ゼニカル | 1錠 | 330 (税抜価格300) |
---|
10錠 | 30錠 | ||
---|---|---|---|
SGLT2阻害薬 | 4,840 (税抜価格4,400) | 13,200 (税抜価格12,000) | |
GLP-1 | 3mg | 3,630 (税抜価格3,300) | 9,900 (税抜価格9,000) |
7mg | 7,260 (税抜価格6,600) | 19,800 (税抜価格18,000) | |
14mg | 12,100 (税抜価格11,000) | 33,000 (税抜価格30,000) |
点滴
料金 | ||
---|---|---|
燃焼系点滴 | カルニチン、αリポ酸 | 4,180 (税抜価格3,800) |
GLP-1
GLP-1注射はアメリカのFDA(食品医薬品局)や欧州連合加盟28ヶ国で肥満症の適応で承認を取得しています。しかし、日本では肥満治療として承認はされていませんので、自由診療となります。
GLP-1には血糖値のコントロールと食欲を抑制する働きがあります。
また血糖が高くなるとインスリン分泌を促し、逆に血糖が低くなると血糖が下がりすぎないように調節する作用があります。
副作用 : ・悪心、便秘、下痢
・食欲不振
・胃のむかつき
・倦怠感、脱力感
・低血糖
・急性膵炎
・注射による赤味、腫れ、内出血、硬結
通院目安 : 薬剤がなくなるタイミングで来院してください。効果を判定するには、2~3ヶ月程度継続が必要です。
治療が受けられない方
- 20歳未満の方。
- 糖尿病治療中の方。
- 重度の胃腸障害のある方、膵炎・腸閉塞の既往歴のある方、甲状腺疾患のある方。
- 妊娠中、授乳中の方。
- 激しい運動やアルコール過飲、栄養不良など低血糖を起こす恐れがある方。
- 極端に痩せている方
- そのほか、重病治療中など、医師が不適切と判断した方。